駅で出会ったオーストラリア人観光客
はじめに
みなさんは外国人観光客に日本で話しかけられたことはあるだろうか?
ドキドキするから話しかけられたくないなとかいろんな意見があるだろう。
私はこの前、駅で電車を待っているときにオーストラリア人観光客の方にこの電車でこの目的地までいけるのかどうかを聞かれた。
ただ聞かれたことに対して答えただけならそこで終わりなのだが、少しコミュニケーションをとった。
今回は自分自身も移動しているが、相手が長距離移動をしてくれているからこその体験である。
街で外国人観光客に話しかけられたときのためにどのようなことを考えておくべきかいくつかお伝えしたい。
最後にはその時のやりとりの内容を詳しく書いているので、それだけが気になる人が下まで飛ばして読んでもらってOK笑
第一印象 めっちゃ大事。
私がそのオーストラリア人観光客の方に声をかけられた時、目的地の駅名を繰り返し伝えられた。そのときに私はとっさに
You can take this train.(この電車に乗れますよ)と伝えた。
すると、相手の顔はにっこり。
Your English is good.と言われて、そこから会話がスタート!
不安そうな顔をしたり、相手からの質問を待ちすぎたりしたらだめ
できるだけ早く返答することによって英語が少しでも分かる印象を与えることができる。
それが海外観光客の方と話すきっかけを作るコツかもしれない。
そもそもの私の英語力と海外旅行経験
私の英語力はTOEICでいうと735点といったところ。
この点数は2年くらい前にとった点数である。
文法や単語を地道に座って覚えるよりも、大量に英語学習者用の本を読むことによって点数が大幅に伸びたといったところ。大量に読むことによって文法が自動化されていく。英語は基本的に語順が大切な言語であり、その文章の型を体にしみこませることが大事だから有効な勉強方法だったと感じる。
とっさに会話をするとなったとき、考えながら話すことは難しい。どれだけ自動化できるかが大事だと感じた。
私の海外旅行体験であるが、中学生の時にオーストラリア、高校の時にニュージーランド、大学生の時に韓国に行ったことがある程度。
オーストラリアとニュージーランドは遠方だけれど、別にたくさんの国々に行ったことがあるわけではないことをお伝えしておく。
しかし、海外にいるときの不安な気持ちを知っていることはとても経験として大きいと感じた。やっぱり相手の気持ちを分かることが親切に対応するためには重要だと感じる。
そのオーストラリアの方と話して得られたこと
オーストラリア人のブリスベンに対する印象について知ることができた
そもそもその観光客の方はメルボルン在住の方だった。それで、私が行ったことのあるオーストラリアの都市はブリスベン。あまりオーストラリアに関心のない人たちはあまり知らないかもしれない。
オーストラリアのブリスベンに行ったことがあると伝えたとき、一番最初に暑かったでしょと言われた。
やっぱりオーストラリア人でも暑いでしょという印象なんだと思って面白かった。なんだかその国に住んでいる人の自国内の他都市に対する印象を聞けるってとっても貴重な経験。
国内旅行もよく行っていると行っていたので、もっとオーストラリアの他都市の印象を聞いてみたかった。
海外の方とお仕事の話をする新鮮さ
私は会社員で情報システム部門で働いていて、たまたま旦那さんもITに関わるお仕事をされているかただったので、少し話をした。
会社ではwindowいくつを使っているの?プログラミングお仕事でするの?とかいろいろ話した。
大学を卒業してから海外の方と話すきっかけがなかったので、社会人になってからおそらく初めての海外の方との会話だった。
国は違えど、業界が似ていれば出てくる単語も共通の単語だったりする。
それがきっかけでオーストラリアのお仕事事情に興味津々になってきている。
普段、日本語のメディアに触れているからこそ伝えられる情報を伝えることができる。
海外旅行に行く前に情報を得ようとしたとき、多くの場合は自分の国の言葉で調べることが多いだろう。つまり言語によって得やすい情報に差がある。
私はご夫婦がゲームが大好きだと言っていたので、任天堂ミュージアムを紹介した。まだ知らないといっていて、すごく喜んでくれた。
日本だと任天堂ミュージアムのニュースは結構流れてみんな知っていると思うけど、言語が違えば情報の得やすさも違う。やっぱり現地の情報は現地の言語で一番書かれている。
だからこそ、普段日本語メディアに触れていることが海外観光客の方にとって楽しい情報を伝えるには大事なのかなと思う。
ゲームが大好きなオーストラリア人と任天堂
ゲームが好きといっていたので、DSって知ってますか?って聞いてみた。
すると、DSは自分たちの子どもがよくやってたよと言っていた。なんかテレビなどを見ているとそうなんだろうなと思う情報ではあるが、生にその声を聞く楽しさはある。
自分たちが楽しんでいた日本のゲーム機DSがオーストラリアでも楽しまれていたんだなと。
オーストラリアのパンデミックについて
オーストラリアのシャットダウンは食べ物関係のお店以外全部しまって、お仕事はみんなリモートワークだったそう。
あの頃には絶対に戻りたくないと奥さんが何度も言っていた。
このトピックについても海外の方と実際に話して生の情報を得るのは初めて。
なぜか分からないが、そうなんだろうなと思っていることでも生の声を聞くとすごく貴重な話を聞けたなと感じる。
パラフレーズをしてくれることのありがたみ
パラフレーズとは言い換えのこと。
日本語でもいろんな表現があるのと同じように外国語だっていろんな表現があって、一つの表現で分からなくても言い換えると分かったりする。そんな経験をそのときにした。
ご夫婦はお二人とも教育関係のお仕事をされている方で、奥さんは英語と歴史の先生、旦那さんはITのことを教える講師のような形で先生のサポートの仕事をしている方だったので、言い換えが上手だった。どんな学校で教えているかまでは聞けていなかったが、オーストラリアは移民大国だし、やっぱり外国人にどんな英語が通じやすいか教育関係に携わっている人は特によくわかるんだろうなと思った。
あと、自分自身が相手に返答するときも言い換えをすることによって理解していることを伝えることができるし、パラフレーズはめちゃくちゃ重要。
大学生の時にTOEFL講座をとっていたが、その際にパラフレーズの重要性をよく聞かされていたのだが経験を通してその重要性を強く感じた。
まとめ
ちょっとした勇気で生の情報を得ることができるし、自分の興味関心を引き出すことができる。今回の場合は、通勤で比較的長距離移動しているからこそつかめたチャンスでもある。
やっぱり人が移動してコミュニケーションをするからこそ、新たな価値観に触れてリフレッシュすることができる。新しいことを始めたくなる。
会社という小さな箱の中での価値観から抜け出して、新たな価値観を持って生きていくためにはこのような経験はとても重要だと感じる。
もっと移動していろんな価値観に触れる。
そんな人生を送れるようにもっとみんなで移動していこう。
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