サンアンドムーン京都駅から博多駅まで
サンアンドムーンとは?
大新東という会社が運営している高速バスの名前です。
調べているといろんなルートがあるようです。
そんな中、今回は京都駅から博多駅行きの紹介をします。
京都駅の乗り場
京都駅の乗り場は京都駅観光バス乗り場というところ。
そのバス停は京都駅八条口側にあります。
京都駅八条口とアバンティという建物の間にあります。
少しわかりにくいと思うので地図でのチェックがマストです。
車内環境
車内環境はトイレあり、2列2列の4列シート。
そんなに座席は広いわけではなく、気を抜くと隣の人と肩が当たってしまうレベル。
私は隣の人と肩が当たるか当たらないかというレベルでした。
夜行バスならではの面白さ
カーテンのせいで何も見えない
窓のカーテンは夜行バスのため、すべて閉まっている状態。
一席ごとに区切られているカーテンに関しては、途中のバス停から乗ってくる人がいるかもしれないので閉めている状態。
消灯時間になるまでは別に窓のカーテンを開けていても特に何も言われなかったので開けていましたが、消灯時間になってしまうと自分の周りはカーテンに囲まれている状態。
しょうがないですが窮屈感を感じる状態ではありました。
国際便の雰囲気を味わえる
カーテンで囲まれている状態だと一体何の乗り物に乗っているんだろうという気分になります。
夜行バスはもちろんですが高速道路をずっと走っているので、とても揺れが少ないことも高速バスに乗っているという感覚をなくします。
そして、かなりエンジン音も静かだったのでまるで飛行機に乗っているようでした。
夜行バスって夜だからこそ通勤で高速道路が渋滞して止まるということなどが少ないがために、加減速がそこまで行われないんだろうと思います。
昼の高速バスとかだと通勤ラッシュの影響で遅れたりすることもありますから、夜行バスほどの揺れの少なさではないと思います。
夜行バスのメリット
費用を抑えることができる
私は京都駅から博多まで乗車しましたが、行きが4200円、帰りが5000円でした。
つまり、往復で9200円です。
長距離を移動しているという実感を得ることができる
長距離移動手段の有力候補として、新幹線や飛行機がありますよね。
特に新幹線は駅が市街地中心部にあるために、手軽に移動できることに加えて短時間で移動でき、長距離移動している感覚をあまり感じることのできない乗り物です。
考えてみてください。
京都から博多って、もともとそんなに近い距離にありませんよね。
なのに新幹線に乗ると近いように感じてしまいます。
わざわざ時間のかかる夜行バスを利用することによって遠いんだなというのを体で感じることができます。
これも夜行バスの面白いところです。
夜の物流を感じることができる
普段の生活をしていると、ほとんどの人が夜の物流を見ることはないと思います。
この高速バスでは3回サービスエリアでの休憩がありましたが、その際に乗用車はそんなにないにもかかわらず、たくさんのトラックや夜行バスが止まっていました。
朝方のサービスエリアでは、トラックの運転手の方がお手洗いの洗面所で頭を洗っている姿も目にしました。
こんな夜の物流を見ていると、普段私たちがオンラインショッピングをして届く商品に感謝できますね。
夜の物流を感じることができるのも夜行バスの面白さです。
日本の治安のよさに感謝できる
考えてみれば、夜中に移動できるって治安が良いからこそですよね。
特に若い女性が夜中に移動できるってすごいことだと思います。
実際にこの高速バスにも若い女性がそこそこの人数乗っていて、夜行バスで移動する若い女性がこんなに多いんだということに驚きました。
デメリット
ニオイもれの被害に遭うかも
私は今回の高速バスでニオイもれの被害に遭いました。
その経験談をお伝えします。
博多に向かう行きのバスで自分の何個か後ろの席に5人ぐらいの男子大学生たちがいたのですが、ちょうどその子たちの頭上にある棚から結構きつい匂いが、、、
私はバナナの匂いっぽいなと感じました。
そんなことを思っていると車内がざわつき始めました。
5人くらいの大学生たち本人たちもそうですが、周りの人もでした。
すると、ある乗客が乗務員に話しかけました。
なんかお酒の匂いがするのですが…
なんとそのバナナっぽいと感じていた匂いはお酒だったのです。
私はそこそこ飲めるくらいのお酒の強さなのでそこまで大きな問題になりませんでしたが、かなりきつい匂いだったことは事実です。
お酒の弱い人だったら多分匂いだけで酔っぱらうレベルだと思います。
匂い漏れというと食べ物のイメージがあると思いますが、お酒の匂い漏れもあるということです。
腰が痛くなってくる
なかなかこれは辛い問題でした。
別に私は腰痛持ちとかではありません。
しかしながら座っている時間が長すぎるのです。
京都から乗っていて、山口県辺りで結構限界なレベルでしんどくなってきました。
やはり、夜行バスは8時間ぐらいの乗車時間がいいと思います。
ちなみに京都から博多行きのこのバスの乗車時間は11時間半でした。
途中の様子
京都駅から神戸三宮
京都駅を発車したバスは高速に乗って大阪梅田へと向かいます。
そして高速を降りて大阪梅田、下道で難波、再び高速道路へ。
神戸三宮で止まるために再び高速道路を降りて、乗客を乗せ終わると再び高速へ。
こんな感じでやたら高速道路と下道を行き来するので、距離の割に時間がかかっているなあという印象でした。
神戸三宮から山口県宇部
3ヵ所のサービスエリアに休憩で止まりました。
それ以外は静かにずっと走っている感じでした。
特にそんな問題なく。
特にイビキが大きい人もおらず良かったです。
皆さん、そんなに爆睡してないのかも。
山口県宇部から博多駅
宇部に関しては高速道路上のバス停、下関は一回高速道路をおりる形でした。
意外とスムーズでした。
まとめ
4列シートでの移動は大変ですが面白いのは面白いので試してみてください。
コメント