昼休みに散歩に行けない理由と寄り道のすすめ
はじめに
以前の記事で昼休みに散歩に出かける意味についてお伝えしました。しかし、そんなことをお伝えした私も散歩を続けられたのは1ヶ月といったところです。だからこそ、なんで続けられないのかについて考えることにしました。
定時帰りの人ならいいけどそうじゃない人はしんどい
私が1ヶ月間昼休みの散歩を行っていたときは定時帰りでした。しかし、今月に入って残業だらけ。すると、昼休みに散歩する気にはなりません。眠いのです。近くの椅子と机を見ると休憩スペースではなく、寝床に見えてくる。そんな感覚です。
まず、眠たい時に無理して散歩に行っても新鮮な気持ちを感じることは難しいと思います。当たり前ですけど、まず寝ることが大事。私は眠いくせに昼休みにこのように記事を書いています笑
1人で昼休みを過ごしている人ばかりではない
私の所属している部署は基本的に1人で休憩している人が多いので問題はないのですが、食堂で周りを見渡すとみんながみんなそうではないことに気づきました。
同僚たちと楽しそうに話しながら食べる人。仕事の話を真剣にしている者。
上司が部下に対して話を聞かせているような場面も見たことがあります。
仕事の話をしている人の中には結構重たい話をしている人たちもいて、組織の問題みたいな。
誰々さんは仕事ができないけど声は大きいから意見が通って上に上がっているけど、声は大きくないから目だたたないけど誰々さんが本当は上に上げるべきだしそのようにしてあげたいけどあの人はそれを通してくれないだろうなみたいな話をしている人もいました。
オフィスって近くにいろんな人がいるために、このようなきわどい話をする時間が昼休みの時間だけだったりするんだと思います。
楽しそうに話している人はいいかもしれませんが、こんな風にそうじゃない人もたくさんいるんだろうなとみていて感じました。
世の中の現実とはそのような状態なので、なかなか難しそうですね。
昼休みに散歩できない人には寄り道がオススメ!
寄り道が1番有効な代替案だと思います。例えば、寄り道をして少し買い物。いつも行かない店だと持ってないポイントカード作らされたりして新鮮な気持ちになるかもしれません。
寄り道の候補は大きく分けて3つあると思います。
- 職場の最寄り駅近く
- 乗り換え駅の近く
- 自宅の最寄り駅近く
以下でその3つについてまず考えていこうと思います。
職場の最寄り駅近く
これが最も寄り道すると聞いたときに思い浮かべる寄り道ですね!
職場の最寄り駅近くということは、オフィス街であることも多いでしょう。
そうなってくると、駅の商業施設と駅ナカショップが有力な寄り道の候補になってくるはずです。
ちなみに、オフィス街にある商業施設の中には、「価値ある寄り道」というコンセプトの商業施設もあるぐらい。
それでは具体的に考えてみましょう。
駅ナカの商業施設って結構お店入れ替わること多いと思います。
だからこそ私のオススメは、開店したばかりのお店に積極的に行ってみることです。
開店したばかりのお店って、お客さんがたくさんいてしょうがないというお店もあるとは思いますが、どちらかというと新規客を呼び込むためにお店が頑張っている姿もよく目にします。
なので、お店の説明のチラシを積極的に渡してくれたり、とても愛想良くしてくれる気がします。
実際に私は商業施設で新規オープンしたお店に行ったことが何度かありますが、やはりそういうことが多かったです。
あとは、新たなジャンルのお店がオープンすることもありますから、ぜひチェックするのがいいと思います。
乗り換え駅の近く
これは、乗り換えがある人だけができる寄り道ですね。
そもそも、乗り換え駅で乗り換えている人は寄り道をすでにしている人が多いかも知れませんね。
乗り換え駅同士の間の道や通路ってお店がたくさんあるところが多い。
そこが商店街になっている地域もありますよね。
私は駅ナカショップで沿線のお店のクリームパンを買って食べたことがありますが、なんと言ってもおいしいことに加えて、電車が来るまでの待ち時間に食べることができるというのが魅力的でした。
時間を無駄にせずに寄り道を楽しむことができる。
これが乗り換え駅での寄り道の魅力だと思います。
自宅の最寄り駅近く
これは寄り道なのか?と思われる方もいるかもしれない寄り道かもしれませんね。
でも、皆さん、考えてみてください。
自宅の最寄り駅近くにも寄り道できる要素がたくさん広がっているはずです。
例えば、駅にいる移動販売トラックからの購入。
自宅の最寄り駅にいながら遠方のお店のものを楽しめる。
多くの人は通り過ぎていますが、自宅の最寄り駅近くだって寄り道できる要素がたくさんあるはずですし、新しい物との出会いがあるはずです。
自宅の最寄り駅近くでもアンテナを張れるといいですね。
寄り道も難しいという方へ
寄り道について伝えてきましたが、わざわざ寄り道をするのは面倒だと感じる方もいると思います。そんな方々にとっての強い味方がいます。それは、「振替輸送」です。
なんで振替輸送なの?って思われる方も居るかも知れません。
でも、振替輸送ってもしかしたら散歩以上に非日常を感じられる出来事だったりします。
だって、強制的に降りたくない駅で降ろされたり、普段なら行かない駅に乗り換えるために行かないといけなかったり、結局、普段と全く違うルートで移動させられることになります。
これって、振替輸送というのが強制的に私たちに寄り道させるビッグイベントだということです。
実際に私は、振替輸送で強制的に大阪駅に行かされ、今まで知らなかった洋菓子屋さんに出会い、それが実は職場の最寄り駅の駅ナカにあることを知り、新しい楽しみを見つけることができました。
また、朝に振替輸送で強制的に途中駅で下ろされた際には、この駅ってこんな雰囲気なんだって知ることができたことに加え、乗り換えるにはこんな経路を通らないといけないんだって知ることができたり。
でも、時間があるわけじゃないから目的地にたどり着くために必死に経路を考える。
新しい気分になるだけじゃなくて、頭をフル回転させて新しいものに出会うことができる。
それが振替輸送だと思います。
振替輸送ってネガティブに捉えられがちですが、結構得るものも大きいと思うのでぜひポジティブにとらえるようにしてみてください。
まとめ
ここまでで私が散歩と寄り道をオススメしてきた理由ですが、やはり新鮮な気持ちになるためには少しでも普段と違う経験をするための移動が重要だと考えたからです。
なぜ新鮮な気持ちにならないといけないのでしょうか。
なぜなら、当たり前だとされていることに疑いを持って行動するためには、新鮮な気持ちになることが不可欠だからです。新鮮な気持ちになるということは新しいことに触れるということです。いつまでも子どものような感覚で新しいものに触れ続けることが大事だと思います。
今日は昼休みに散歩に行けない人のために理由と寄り道のすすめについて考えてみました。散歩というと身構えてしまうかもしれませんが、代わりに「寄り道」というところから少しずつ始めていって移動による効能を手に入れましょう!
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