長い通勤をすることの意味

はじめに

 私は1時間半かけて通勤しています。長いなって思われた方もいるかもしれません。でも、長いからこそ見えてきたいくつかのことを紹介します。

仕事とプライベートの分離

 職場との距離を置くことができる、それが大きなメリットです。

実際に職場の人に住んでいるところで本当に1回もあったことがないですし、見かけられたこともありません。

あと、何か飲み会があったとして2次会に誘われそうになっても口実ができます。

あと、それだけじゃないです。

バーベキューみたいな会社の行事があった際に買い出し係等に選ばれにくいということもあります。結構お得な気がします。

遠くからきているということで感謝される

 上に書いてあることと関わることですが、会社の行事があった際などに言っただけで遠くから来てくれてありがとうと言ってもらえるのもメリットだと感じます。

家が近い人はそんなこと言われないはずです。

行くだけで感謝される。

これは大きいのではないでしょうか。

出勤日と休日で行く場所を自然と変えることができる

 これは当たり前と言えば当たり前ですが、全然違う場所に自然といけますよね。

私は本屋さんに行くのが好きなのでそれでいうと、土地が違うと店頭で見やすいところに置いてある本が違います。

すると目に入ってくる本も違いますし、立ち読みで本選びをする際に手に取るものも変わってきます。

あとは、当然ながら街並みや雰囲気が違うので、気分転換になります。

私は京都に住んでいて大阪に通勤しているので、京都にいるときは観光地にいるなあという気分、大阪にいるときはビジネスの街にいるなあという気分を味わうことができています。

だから、わざわざ通勤して別の場所に行くことが視点を増やしてくれていると感じています。

地元トークが違う

 会社の中で1時間半通勤している人は、どちらかというと少数派になることが多いと思います。

なので、会社のオフィス近くの地元トークが周りで展開されたときに知らないことが多いと思います。

私もそうでした。

実際に職場で「いか焼き」についての話題が出たときに少数派になりました。

大阪出身者が絶対にイカ焼きは阪神百貨店に売っているイカの形をしていないのがイカ焼きだ!大阪以外出身者がいやイカの形したのがイカ焼きでしょみたいな話になっていました。

イカの形をしたのがイカ焼きでしょと主張した人の中には、京都出身や奈良出身などがいたので、同じ関西でも認識がちがっているんだなあというのが面白かったです。

ケンミンショーの企画を自分たちでやっているような気分になって楽しかったです。

自分たちでケンミンショーもどきをやってみるのは面白いですよ!

やっぱり、新鮮な気持ちで知らないことを知れる楽しさを感じられるのも大きなメリットだと感じます。

まとめ

 通勤は時間をとられるから嫌だとネガティブに捉える方も多いと思います。

しかし、移動することで見える景色を変えて、新たな視点を得たり気分を変えたりすることができます。通勤の良さを考えるきっかけになっているとうれしいです。

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