鉄道

高槻でJRから阪急に乗り換えるのが合理的な理由

はじめに

 みなさんはJR京都線から阪急京都線に乗り換える際にどの駅で乗り換えるでしょうか?京都市内中心部から大阪市内に行く人などは、まずは四条駅に行って乗り換えればいいよねという発想になると思いますが、京都市内中心部に住んでいない人には後戻りしてもったいないですよね。

そこでオススメしたいのが高槻で乗り換えるという乗り換え方。

まずそもそもどんな街なのかどんな駅なのかを紹介してからオススメポイントを紹介していきたいと思います。

あと、ヤフー路線などで調べてみてもたくさんの乗り換え方法が出てきてイメージしにくいと思うので役立つと思います。

余談にはなりますが、高槻市の移住促進サイトがとても面白かったのでその面白さについても下の方で伝えることにしました。

そもそも高槻市とはどんな街なのか?

まず、高槻市は大阪府にある自治体です。

京都市と大阪市のちょうど中間にある自治体で、電車を使えば大阪へ15分、京都へ12分で行くことができます。

京都市は大学が多くある観光都市として知られており、大阪市は西日本最大都市で関西でも働きに行くためにたくさん通勤する人がいる街ですよね。

周りには高層マンションが建っていたり、いろいろお店があったり、阪急百貨店や松坂屋もあったりします。

とても元気なベッドタウンですね。

というわけで次にそれぞれの駅について紹介します。

それぞれの駅はどんな駅?

JR高槻駅

 JR京都線(東海道本線)の駅であの「新快速」の停車駅でもあります。

それだけじゃありません。

関西空港との連絡特急である「はるか」と北陸との連絡特急である「サンダーバード」の一部の列車は高槻駅に停車します。

そういうことを考えると、速達通勤列車の新快速のメリットだけでなく、京都と大阪を結ぶ以上に広いネットワークであるJR 線を生かした広域へのアクセスのよさを得ることができるのが高槻駅と言えそうですね。

行ってみると分かりますが、4面6線(ホームが4つ線路が6本)の駅のため、行ってみると大きな駅だなという印象を受けると思います。

この駅はJR京都線(東海道本線)以外の路線は通っていません。

そう考えると東海道本線の複々線(線路が4本のこと)の偉大さを感じますね。

阪急高槻市駅

 この駅は阪急京都本線の駅で土日に運行される「快速特急」以外はすべて停まる駅です。

でも、この駅はJR高槻駅の乗降客数に比べると半分程度となっています。

まあJR京都線と阪急京都本線ってとてつもなく並走している路線で、お互いの電車が見える区間も多いです。

それだけ競合しているということだと思います。

ちなみにこの阪急京都本線ってもともとは阪急電鉄がつくった路線じゃなくて、京阪電鉄がもともとつくった路線というのも面白いですよね。

オススメポイント

JR高槻駅と阪急高槻市駅は両方とも優等列車が止まる主要駅

 上でも書いたように、どちらの駅もほとんどの列車が停まる主要駅です。

そのため、JR京都線(東海道本線)の速達通勤列車の「新快速」と阪急京都本線の速達列車の「特急」同士で乗り換えることができます。

それぞれの路線の速達列車同士で乗り換えられる。

これは効率的な乗り換えの中でも重要な要素の1つですね。

乗り換えで通る道にはたくさんのお店がある

 駅の間には商店街がいくつかあり、松坂屋もあります。

生活必需品を中心に揃えることができる商店街もあれば、飲食店が中心に並んでいる商店街もあります。

高槻市の商業力の強さを感じることができると思います。

これだけお店があれば寄り道にぴったりなお店もあるはず。

気分転換のためにもぜひ寄り道してみて下さい。

エミル高槻も魅力的

 エミル高槻は阪急高槻市駅の中にある商業施設。

入ると半地下になっている下のフロアと、階段かエスカレーターを上がった先にある上のフロアとの二つのフロアに分かれています。

このフロアの分け方を見ると、高架下という制約のある場所をうまく土地活用しているなあと感じることができます。

 まず、魅力1点目は、高架下であるために電車の音を楽しみながら食事やショッピングをすることができるということです。

これって一見すると良くない部分のように見えるかも知れません。

でも、考えてみてください。

移動を感じながらショッピングや食事をできる体験って高架下じゃないとできません。

駅ナカの施設って電車よりも高い位置にお店があるところもあります。

そういうところは電車をきれいに眺めながら食事をすることはできますが、電車の走り抜ける重みというか重量感を感じることはできません。

そしてその重量感のある走行音を出している車両は、大阪市と京都市を行き来しているわけです。

自分たちは静止して買い物や食事をしているのに、自分たちのすぐ上では京都と大阪の間の移動が展開されている。

それだけじゃありません。

阪急高槻市駅には大阪メトロ堺筋線の車両も乗り入れているわけですから天下茶屋との移動も展開されているわけです。

新幹線や特急の中で駅弁やおにぎりなどを食べる経験をされたことがある方は多いと思いますが、たぶんそれとは違って高架下での食事って、きっとホーム上にある立ち食いそばで食べているような気分にさせてくれるのかもしれません。

でも、エミル高槻はホームの上にあるわけじゃない。

そういうことを考えると、ホーム上にある飲食店で感じられる旅感と、商業施設ならではの清潔感と落ち着きという良さを両方感じられるいいとこ取りだと思います。

 魅力2点目は、半地下になっている下のフロアの動線がワクワクさせてくれるということです。

半地下になっているということは完全に地上でもなければ、完全に地下1階でもないわけです。

初めて来ると、今私は何階のフロアにいるのかなという気持ちになります。

なんだか少し不安な気持ちにならなくもないです。

こういう気持ちになってる時って、秘密基地に入っているような気分になってワクワクしてくる人も多いのではないでしょうか。

おすすめポイントのまとめ

 つまり一言で言えば、利便性よし、寄り道にもよしというのが高槻での乗り換えということです。

あと、駅が大きすぎないというのも乗り換えやすさの一つかもしれないですね。

他の乗り換え場所と比較してどうなの?

 他の乗り換え場所として、摂津富田駅(JR京都線)と富田駅(阪急京都本線)、山崎駅(JR京都線)と大山崎駅(阪急京都本線)を挙げることができます。

しかし、どれも優等列車が停まる駅ではありません。

そう考えると、高槻での乗り換えの優位性がわかると思います。

いっそのこと高槻市に住んでしまうのもありかもしれない

高槻市の移住促進サイトが面白い

 ここまでで高槻は乗り換えに便利な場所なんだということをお伝えしてきました。

ですが、高槻市の移住促進サイトをみてみると非常におもしろくて、いっそのこと住んでみるのも面白そうな街です。

アニメーションを使ってのPR

 まずは、アニメーションを使って高槻市に住む事の良さを伝えている動画です。

PRコンテンツ|高槻市定住促進プロモーション MY LIFE,MORE LIFE.
「住むまちとしての高槻」の魅力をボイスドラマとアニメーションで表現しています。

声優さんを実際に使って、しかもストーリーを組んで住むことの想像をさせてくれます。

なかなか他の自治体の移住サイトを見ても、こういうのはあまり見たことないので、かなり特徴的だと思います。

その声優さんの1人が高槻市出身ということでインタビュー記事が載っていて、ストーリーと実際の体験談という2つが合わさってよりリアリティが高まっています。

ショートドラマを使ってのPR

 次に下のリンクのこの動画たちです。

MY LIFE,MORE LIFE. オリジナルショートムービー|高槻市定住促進プロモーション MY LIFE,MORE LIFE.
MY LIFE,MORE LIFE オリジナルショートムービー!

この動画では、先ほどと違ってドラマのようになっています。

そのショートドラマには、高槻市出身シンガーソングライターの歌が使われていて、しかもその方の実際の高槻市での経験談も動画で載っていました。

 最後に下のリンクのこの動画たちです。

関西で働くことになったあなたへ|高槻市定住促進プロモーション MY LIFE,MORE LIFE.
関西で働くことになったあなたへ

この動画もショートドラマではありますが、関西に転勤、配属でやってきた人のストーリーになっていて、移住者が想像しやすい内容となっていました。

まとめ

 ストーリーと実際の体験談を混ぜることによって、移住者に対して住んだあとの生活を具体的に想像してもらえるコンテンツになっていました。

やはり、移住促進のコンテンツでも大阪にも京都にもアクセスが良いということが強調されていたので、交通アクセスのよさというのが高槻市の大きな魅力の一つになっていると思います。

つまり、乗り換えにも住むにもぴったりですね。

まとめ

 私達はどこかに行く際、長距離であればあるほど乗り換えという行為をすると思います。

そんな中、高槻はこれまでお伝えしてきたように、乗り換えに非常に便利な街です。

それだけでなく住むのもおもしろそうな街です。

乗り換えというのは通過点だという考え方もあると思いますが、新たな街との出会いの機会であると考えることもできると思います。

乗り換える際にその街に対して関心を持ってみることも面白いかもしれませんね。

乗り換えができるということは、複数の路線があったりして交通アクセスが良いところのはず。

その街にはあなたの知らないライフスタイルがあるかも!

街に関心を持ちながら移動していきましょう!

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