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宇治市に行ってお茶を楽しむことについて

はじめに

宇治市と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?多くの人は宇治茶と答えるでしょうし、平等院鳳凰堂があるところと答える人もいるかも知れませんね。今回はお茶にフォーカスを当てて見ていきます。これを読むと宇治市に行きたくなるかも。そんな記事になっていると嬉しいです。

宇治市ってお茶を飲むところどれくらいあるの?

JR宇治駅や京阪宇治駅周辺を中心にお茶屋さんがたくさんあります。歴史が古いところでいえば通圓というお茶屋さんがあります。なんと創業は平安時代末期。驚きですね。あと行列を多く作るところで言えば、伊藤久右衛門宇治本店があります。また、世界遺産である平等院鳳凰堂の中にも茶室があり、お茶を楽しむことができます。

わざわざ宇治市でお茶を楽しむことの意味について

確かに全国的に抹茶を楽しめる店は多くあると思います。お茶を飲むことから抹茶スイーツを楽しむところまで様々あるでしょう。

しかし、それでも宇治市でお茶を楽しむことの意味は主に3点挙げることができると思います。

お茶屋さんが集中して立地しているため一度にたくさんのお茶屋さんを楽しめる

宇治駅周辺の商店街歩いていると辻利のお店があったり、中村藤吉本店があったりとそこら中にお茶屋さんがあり、移動時間をかけずに様々なお茶屋さんを楽しむことができます。お茶を飲むだけでなくお茶を使ったスイーツを楽しむことができるので、抹茶スイーツ巡りも楽しいと思います。

特徴的なお店と出会うことができる

ほうじ茶専門店や茶農家の方がやっている抹茶スイーツのカフェがあるなど、特徴的なお店に出会うことができます。私は両方のお店に行ったことがあります。茶農家の方がやっているカフェでは、お茶について質問しているお客さんもいたりと茶農家さんがやってるからこそできるんだなあと見ていました。

茶畑をみてからお茶を楽しむことができる

特に京阪宇治駅周辺には茶畑があり、京阪宇治駅についた瞬間にお茶の町宇治市に着いたことを感じさせてくれます。そんな茶畑を眺めてから楽しむお茶もいいなと思っていただけると思います。

茶畑はどのくらいある?

宇治茶という名前に宇治が入っているぐらいですから街中茶畑だらけなのかなと思われている方もいるかもしれません。しかし、宇治市は京都市と接していて京都府で2番目の人口を有する街です。北部には京都市営地下鉄の駅があり、京都市が高さ制限があるため宇治市に高層マンションがいくつかあります。やはり、大都市の近隣ということで都市化が進んでいる街だと言えると思います。

では茶畑がないのかと言われるともちろん茶畑はあります。ないところに比べたら明らかにあります。電車に乗っていると茶畑が目に入ってきたり、歩いていると茶畑に挟まれたりします。あと、お薬をまいている時期だと結構強い匂いがしたり、茶畑全体に黒い覆いを被せる季節になると茶畑一面がその黒い覆いのせいで真っ黒な姿になります。茶摘みの時期になるとその光景が目に入ってくることもあります。お茶の栽培のサイクルを楽しむことができる街と言えそうですね。

宇治市がどんな町なのか知りたい場合はどうしたらいいの?

一番良いのはもちろん実際に訪れてみることですが、なかなか遠方の人は手軽ではないでしょう。そこでお勧めなのが「響けユーフォニアム」というアニメを見ることです。このアニメは京都アニメーションが作ったアニメで、宇治市が舞台になっています。とても細やかなタッチで描かれているので、街並みのリアリティさもすごくあります。これを観ていただくと街並みのイメージを具体的に持っていただけると思います。

実際に宇治市の茶畑には、聖地巡礼の方へという貼り紙があったりします。アニメの聖地巡礼ってすごいですね。余談ですが。

まとめ

ここまでで宇治市に訪れてお茶を楽しむことの意味について伝えてきました。宇治市にはお茶だけでなく、大河ドラマ「光る君へ」で話題の源氏物語を紹介する源氏物語ミュージアムがあったり、ゲームで有名な任天堂ミュージアムがあったりと観光の魅力が高まっています。京都観光に来た際、京都市に行くだけでなく宇治市にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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